見上げた空は何色

いろんなことをつらつらと。

旧帰宅部よ、おやすみなさい。

  中間発表を倒して新たな課題を押し付け、いや見つけて一週間が経つ。あれからまったく進んでいない。ちょっとずつはしている、ほんのちょっとずつね。なんとかなるか、なんとかしなければならないけどもいつの間にか11月になっているし時間はどんどん私を置いて過ぎて行くのである。それより今食べているうまい棒のめんたい味がおいしくてたまらない。栄養士の友達に酒とカップ麺の食生活は絶対ダメだと言われたばかりなのにやめられない。野菜食べなきゃ……。

 1ヶ月振りの東京へのお出かけ。今回はさくら学院の2013年度の学院祭である。かなり、超お気に入りだった帰宅部 sleepieceが引退する*1前夜祭、そしてハロウィンをテーマとした学院祭二日目夜公演を見てきた。

 

 あの子がわたしをなやませる

 私がさくら学院にはまったきっかけは前回も書いたように、2012年度の卒業生である中元すず香ちゃんと中等部2年の菊地最愛ちゃんのツーショットだったのだが、結局今では中等部3年の飯田來麗ちゃんに夢中になってしまっている。だから彼女が所属しているsleepieceを好きになったのも自然な流れだった。

 帰宅部sleepieceは初代ミニパティ*2だった三人がパジャマ姿で夜な夜な次の部活を考えていたら、この部活のアイディアが浮かんだというところからきているとMCで言っていた。それから3年、ついにその活動に終止符を打つ時がきてしまったのである。

 11月1日。さくら学院2013年度学院祭『前夜祭』はWONDERFUL JOURNEYからはじまりを告げた。セットリストとかは適当にナタリーとかで見てください(笑) ちなみにオープニングアクトで凛として時雨のドラム、ピエール中野がDJをしていた。可憐Girl's、とっても懐かしかった。なぜかそこで泣きそうになっていた。何回聴いてもFRIENDSは涙が出る手前までいくし、School daysは楽しすぎるし、着席観覧なのに気持ちは宇宙まで飛んでいた気がするくらい。

 そしてアンコール明けはついに帰宅部の引退セレモニー。いつものパンダ柄パジャマ。すいみん不足、走れ正直者、めだかの兄妹を歌い、特に湿っぽさもなく終わり。引退するだけで卒業するわけではないものね。ねねどんは「芸能界の厳しさを知った帰宅部」と言い、15歳にして何かを悟ったような表情を浮かべていた。らうちゃんはぱんたむを抱きしめているときの表情が緩みっぱなしだったし、そこをねねどんに「このすっとした顔で……ギャップがいいですよね!」と突っ込まれ、褒められてる気がしないとちょっと怒っているようだった。まり菜ちゃんはなんだかんだで帰宅部やっててよかったと言っていた。まともなことを言ってて私がめちゃくちゃ感動してしまった。一人だけ湿っぽい。

 そしてマシュマロ色の君とを歌い前夜祭は終了。この曲、ものすごく聞きたかったのでかなり満足した。日向ちゃん、強い。

 帰宅部タオルの特典である3人の写真を見ながら、自分が部活動を引退したときより感動するなんて、とこの日を締めた。

 

ちぇけら!ちょこれーと!

 前日の前夜祭は自分たちが考えているより力を発揮出来なかったようで、その悔しさが職員室アカウントでツイートされていた。学院祭にかける情熱は武藤会長の代から並々ならぬものだ。

 昼公演は残念ながら当たらなかったので物販だけ並んで生徒証を買いに行った。やっとこさらうちゃんが当たってほっと一息。手元にはねねどんが三枚、ゆいちゃん2枚。かぶったまり菜ちゃん、もあゆい、りのんは半ば押し付ける形で知り合いにあげたけれど喜んでくれてよかった。

 夜公演は仮装、サクラデミーともう心がいくつあっても足りないくらい彼女達に奪われてしまった。そして昨日とは気合いの入りようが違っており、目の輝きがそれだけで世界を支配できるようなものだった。

 三代目生徒会長、堀内まり菜はこういった。

初めてさくら学院として立ったのはここ品川ステラボール*3でした。あの時は「夢に向かって」の一曲だけしかありませんでした。そしてまたここに、「さくら学院」だけで立てるとは思ってもいませんでした。

 持ち曲は1つだったとき。彼女達が互いに喧嘩したり笑ったり成長した3年間はこの品川ステラボールに再び、「さくら学院」として立つことを実現させた偉大な時間だと感じた。そのふりからの夢に向かっては本当に素晴らしいものだった。帰宅部タオルで涙を拭って見守っていた。

 ちなみにロヂカ?とミニパティの新曲も聴けた。白衣は素晴らしい、ではなく、今までにない激しい振り付けに釘付けであった。ミニパティは可愛すぎる。よくない、私の心によくない。

  

目指せーすぅぱぁーれでぃをー!

 ライブ後にこんなにも幸せを感じることは少ない。それは私がしょぼいだけなのもあるが、失敗しながらも前に進もうとするエネルギーが強い彼女達が眩しいのだ。日進月歩で成長していく姿を見逃してはいけない気持ちにしてくれる。

 残念ながら8日は外れてしまったのでいけないが、残り少ない2013年度を全力で見届けたいと思う。

 広島に帰ってきたとき、荷物を整理していたらフラッグの先っぽがとれていた。なぜだかものすごく申し訳ない気持ちになってしまったことは秘密である。

 らうちゃんとねねどんのスカートの中には夢があった……。

 

 


TIF2013 School days/さくら学院 - YouTube 

*1:2013年夏のTIFのステージでいきなり発表された。何回この映像を見ても引退発表とは思えない空気であった

*2:最初の学院祭で現在のミニパティが引き継いだ

*3:2010年に初開催されたTIF